レーシック手術自体はとても安全な手術です。 眼科専門の病院なら安心して受けていただけます。
ただ以前、手術道具や医療機器をきちんと消毒しなかったり、滅菌に対する処置が甘かったりして、感染性角膜炎になったり、レーシック手術が適応しているかの事前検査のずさんさも見られた例もありました。 しかし、現在は、そういったことはなくなっています。 レーシック手術に対する知識も比較的周知されやすくなったため、これらをきちんと見極めるためにも、患者側の目も養っておくことが必要です。
また、病院側の問題以外にも、重度・軽度に関わらず、ほんのわずかの確率でも起こりうる以下のような合併症があります。
【合併症】 1. ドライアイ 手術後、しばらくは目が乾燥しやすくなりますが、2・3ヶ月経過で元の状態に戻ります。 2. ぼやける 手術直後は、全体的にぼやけてやや見にくくなりますが、徐々に改善します。 3. 異物感やしみる感じ 手術直後は、目に異物感やしみる感じがすることがありますが、ほとんどが、その日のうちに感じられなくなります。 4. 近視への戻り 手術後、半年から1年以上経過したときに、近視に戻ってしまうケースが稀にあります。 角膜の状況などによって、再手術の可能性について医師に相談します。 5. 夜間の光のにじみやまぶしさ 夜間に光がにじんで見えたり、眩しく感じることがあります。ほとんどの場合、手術から半年程度でよくなります。 6. フラップのずれ 手術後の早い時期に、眼を強くこすったり、強い衝撃を受けたりすると、フラップがずれてしまう可能性があります。 数日以内に処置すればほとんどがきれいに治ります。これを防止するため、手術後は保護用メガネを着用します。
|